
まもなく11月です。本土ではこれからの時期は紅葉が綺麗な時期になると思います。一方沖縄の森では大半が常緑の樹木なので一見したところあまり秋だなぁという感じはしないのですが、地面を見ると今の時期はたくさんの秋を見つけることができます。
やんばるの森の代表的な高木「イタジイ」のどんぐりが今の時期の森を歩くと、地面のいたるところに落ちています。
このどんぐりは殻斗が帽子状ではなくて最初はどんぐり全体を覆うような感じになっていて、その状態のときは一見どんぐりには見えないけれど、そのうち三烈して写真右のようにどんぐりが姿を現します。
とても小さなどんぐりだけどあく抜き無しで生でも食べることができます。人間でも食べれるから、当然イノシシなどの哺乳類の貴重な食料にもなります。今年は台風らしい台風が来なかったから、これからたくさんのどんぐりが地面を覆うのかなぁ
森も実りの秋を迎えています
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