このところ温かい日が続いています。来週にはまた気温が落ちるようですが、気温が22~24℃くらいまで上がってきているので、森を歩くと新緑の香りがとても濃く感じます。

常緑の沖縄の森ですが、スダジイなどの新緑がこれからますます鮮やかになってくると思います。
この時期になると天然記念物のイボイモリが林道によく出没するようになり、車に轢かれてしまうケースが増えてくるのでこの時期そのようなイボイモリを見つけたら見つけては避難させています。また、側溝に落ちていることが多いのですが、これまでブログで書いてきたように、かつては側溝の深みで溺死してしまうケースが多かったのを、石などで浅瀬を作ることで水路に脱出できるようにしていました。

道や溝に落ち込んでいたイボイモリ(去年のものです)
しかし、側溝や路肩も大雨の際に破損することも多く(特に去年の大雨で破損している場所が多い)、補修工事も必要になってくるのですが、そういう工事が多いのはこの年度末。
ということで、昨日もこのような側溝を手直ししている現場で、責任者の方にこのように小動物が閉じ込められている現状を話し、深い場所から安全な水路に脱出できる小さなスロープを作ってもらえるようにお願いしました。側溝から車道まで上がる水路を作るのは側溝の形状も大きく変わることから難しいのですが、深みから浅い排水路まで登れるスロープは余ったコンクリートなどですぐに作れるので、その場でOKを頂きました。
こうすることでイモリが側溝に落ちても、排水路を辿って自然の沢へと戻ることができるので、安心です。
また、現場の方々も今回このような生き物が生息していることを意識してくださったので、作業中に重機で轢いいてしまうといったことも無くなるのではと思います。
このところレジャーはもちろんですがアウトドアアクティビティやスポーツにおいても人間が自然の中でちょっとやり過ぎじゃないかと感じることもあるのですが、森は人間だけの場所ではなく、その他多くの生き物たちの場所であり、あくまでも僕たちはお邪魔しているだけということをこれからも意識していきたいと思います。

常緑の沖縄の森ですが、スダジイなどの新緑がこれからますます鮮やかになってくると思います。
この時期になると天然記念物のイボイモリが林道によく出没するようになり、車に轢かれてしまうケースが増えてくるのでこの時期そのようなイボイモリを見つけたら見つけては避難させています。また、側溝に落ちていることが多いのですが、これまでブログで書いてきたように、かつては側溝の深みで溺死してしまうケースが多かったのを、石などで浅瀬を作ることで水路に脱出できるようにしていました。

道や溝に落ち込んでいたイボイモリ(去年のものです)
しかし、側溝や路肩も大雨の際に破損することも多く(特に去年の大雨で破損している場所が多い)、補修工事も必要になってくるのですが、そういう工事が多いのはこの年度末。
ということで、昨日もこのような側溝を手直ししている現場で、責任者の方にこのように小動物が閉じ込められている現状を話し、深い場所から安全な水路に脱出できる小さなスロープを作ってもらえるようにお願いしました。側溝から車道まで上がる水路を作るのは側溝の形状も大きく変わることから難しいのですが、深みから浅い排水路まで登れるスロープは余ったコンクリートなどですぐに作れるので、その場でOKを頂きました。
こうすることでイモリが側溝に落ちても、排水路を辿って自然の沢へと戻ることができるので、安心です。
また、現場の方々も今回このような生き物が生息していることを意識してくださったので、作業中に重機で轢いいてしまうといったことも無くなるのではと思います。
このところレジャーはもちろんですがアウトドアアクティビティやスポーツにおいても人間が自然の中でちょっとやり過ぎじゃないかと感じることもあるのですが、森は人間だけの場所ではなく、その他多くの生き物たちの場所であり、あくまでも僕たちはお邪魔しているだけということをこれからも意識していきたいと思います。