
今日は名護シアターに海洋ドキュメンタリーのディープブルーを観にいった。子供の頃からたくさんの動物や自然の映像を見てきたが、この作品は今まで見たことのない角度や距離で海に生きる生き物の営みに触れ、見たことのない海の世界を垣間見ることができた。生きるか死ぬかの壮絶な生存競争が今こうしている間にも海の中ではたえず繰り広げられているかと思うと、ゾクゾクとするものがあった。
ゾクゾクといえばこの名護シアター、今日はたった3人しかお客さんがいなかった上に、小さな電器ストーブが端っこの方にあるだけで、なぜか外よりも寒くとにかく足元から底冷えしてくる感じでそういう意味でもゾクゾクした。
映画館の中に入ると、70年代か80年代前半にタイムスリップしたかのような(しかもそれをあえて意識して作っているわけではない)独特の雰囲気が漂うこの映画館は好きなのだが、北部唯一の映画館ということでより賑わってもらわないと厳しい感じだ。
写真は昨日のビーチコーミングのときに潮溜りに閉じ込められていたクロハコフグの仲間