
昨日は今年で3回目を迎える「Communication Art」を観にいってきた。芸能の島でもある沖縄で、普段はそれぞれのジャンルで活躍しているアーティスト達が一つの舞台を作る素晴らしいステージです。今年のテーマは「Contrast」。ここでその詳細を書くとかなり長くなるので書かないが、とにかくこのステージは1度見てもらいたい。もし沖縄で見れなくてもコミュニケーションアートのホームページで過去のビデオ、DVDが販売されている。個人的には過去3回の中では今回がベストだったので、特にContrastはオススメ。
このステージでは出演者からスタッフまで僕の知人、友人が多く関係しているので必ずみにいくのだが、それ以外でも観客の中にも最近やんばるに僕がこもりすぎているせいで久しぶりに会う懐かしい友達も多くて、一度に色々な友達に会えるイベントとしても楽しみにしている。
写真はCommunication Artプロジェクト代表で、今回のステージででヴァイオリンを担当した、いろんな意味で沖縄最強のヴァイオリニストの「りーかー」こと与那嶺理香との2ショット。彼女は僕が沖縄に引っ越してくる前からの友達で、その他のメンバーも僕が沖縄に引っ越そうとしているときに最初に友達になってくれていろいろと力になってくれました。
このステージでアンコール後の最後の曲は、彼らと知り合った当時、彼らが歌っていた「僕の空Ⅱ」という歌でした。この曲を歌つきで生で聴いたのは本当に久しぶりだったんだけど、なんかとっても感動した。歌詞の中で
「いつの間にか 時は流れ いつの間にか それぞれの道を 一人で歩き始めてた 何もためらうことなく…」
とあるんだけど、それをきいたときあの頃のみんなと今のみんなのような気がして胸が熱くなった。
僕が銀行の仕事を辞め、沖縄でこれからどうして生きていくか、沖縄に役に立つ仕事をしたいという漠然とした気持ちのまま、沖縄に足を運んでいた頃、出会った彼らも今のような強いベクトルを持っていなくて、、、でも大きな夢があった。ビーチパーティをしたり、小さな家にみんなで集まって1杯のラーメンを鍋ごとみんなで食べたり、みんなで遊んで笑ってたくさん語り合ったりした。みんな同年代だったし、質素だったけどとても楽しかったなぁ。
でもいつの間にか時は流れていて、気がつけば彼らは大きなホールのメインでたくさんの観衆の喝采を浴びている。そして沖縄から世界へアートを発信させる凄いベクトルをもつようになった。きっとこれからもみんなは大きな道を切り開いていくはずだ。彼らの夢と情熱の力から始まったこのコミュニケーションアートは来年も更に凄い沖縄発の他にない空間を生み出すことだろう。
僕自身もあれから4年の間に自分の道を見つけ、進み始めている。でもこの辺で自分を落ち着けることなくもっともっと成長し、新しいチャレンジもしていこうと、彼らの輝いた姿を見て感じた。
まだまだ自分のピークは先。登っていくしかないね