昨日のツイッターで、木星を見たツイートをしましたので、せっかくだから久しぶりに星空のお話でも書きたくなりました。
今日は新月です。天気がよければ星空観察にはとてもいい日です。
ということで、今日の午後9時ごろの名護の夜空予報図を紹介します。

東から北東部分の空です。今の時期は東南から南にかけて南斗六星やさそり座など夏の星座が一番目立って見えるのですけど、今日は昨日話した木星の方を見てみます。
木星はマイナス2等ほどの明るい星なのでとても目立ちます。そのすぐそばには天王星もあるのですが、木星の存在感で肉眼ではなかなか目立ちません。
昨日天体望遠鏡でこの木星を覗いたところ、普段は2本ある縞模様が一本しか見えませんでした。現在は縞模様のうちひとつが消えているようです。木星の大気変動の動きがそのような模様の変化を起こしているんでしょう。そういった惑星の動きを観察すると夜空に見える小さな星たちの本来持つ地球よりもずっとダイナミックな一面を感じます。
北東方向には「W」を描くカシオペヤ座も見え、木星とカシオペヤ座の間あたりにはペガスス座とアンドロメダ座で描く秋の大四辺形も確認できます。
夏の星座の隣には、もうこのような秋の代表的星座が見えるようになってきています。
アンドロメダ座の近くにはアンドロメダ銀河もあります。僕たちの住む地球がある銀河から一番近い銀河ですが、それでも230万光年離れています。今度はこのアンドロメダ銀河からの230万年前の姿を探してみたいと思います。
時間は遡ることはできませんが、夜空の星に目を向けるとあらゆる時代に生まれた光たちが一堂に集まっていて、僕たちが唯一タイムスリップを体感できる世界なのかもしれません
今日は新月です。天気がよければ星空観察にはとてもいい日です。
ということで、今日の午後9時ごろの名護の夜空予報図を紹介します。

東から北東部分の空です。今の時期は東南から南にかけて南斗六星やさそり座など夏の星座が一番目立って見えるのですけど、今日は昨日話した木星の方を見てみます。
木星はマイナス2等ほどの明るい星なのでとても目立ちます。そのすぐそばには天王星もあるのですが、木星の存在感で肉眼ではなかなか目立ちません。
昨日天体望遠鏡でこの木星を覗いたところ、普段は2本ある縞模様が一本しか見えませんでした。現在は縞模様のうちひとつが消えているようです。木星の大気変動の動きがそのような模様の変化を起こしているんでしょう。そういった惑星の動きを観察すると夜空に見える小さな星たちの本来持つ地球よりもずっとダイナミックな一面を感じます。
北東方向には「W」を描くカシオペヤ座も見え、木星とカシオペヤ座の間あたりにはペガスス座とアンドロメダ座で描く秋の大四辺形も確認できます。
夏の星座の隣には、もうこのような秋の代表的星座が見えるようになってきています。
アンドロメダ座の近くにはアンドロメダ銀河もあります。僕たちの住む地球がある銀河から一番近い銀河ですが、それでも230万光年離れています。今度はこのアンドロメダ銀河からの230万年前の姿を探してみたいと思います。
時間は遡ることはできませんが、夜空の星に目を向けるとあらゆる時代に生まれた光たちが一堂に集まっていて、僕たちが唯一タイムスリップを体感できる世界なのかもしれません